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訃報と言うものは、どこから入ってくるかわからないものだ。 同人友達の日記に小さくささげられた黙祷に、 とあるホームページの永久の更新停止を知る。 故人と知り合いだったわけじゃない。 ただ、その人の生きた証を。 懐かしく愛しく思うのです。 わたくしの友人に、とても引っ込み思案の人がいた。 イベントで会って、食事してカラオケして。 わたくしはとても楽しみにしていたのだけれど、 彼女は「本当にわたしでいいの?」と半信半疑。 良いに決まっているじゃないか。 わたくしは、嫌いな人と食事はしない。 あなたと話せて楽しいから、食事に誘うんだよ。 今だって。 貴女に会えたら、絶対に食事に誘うよ。 誘いたいよ。 ぷっつり途絶えた更新と、メールの返事。 心配したまま半年以上過ぎて彼女の訃報を知った。 彼女を思って有志で花を贈った。 今でもたまに。 彼女のホームページを尋ねる。 彼女はここにいる。 とあるプロ作家様の同人販売の大阪の売り子様。 大変意気投合して、しばらく一緒に食事したり、 全日空ホテルのケーキを食べたりと楽しく交流をした。 ある日、その作家様の売り子を辞退したと連絡が。 それでも、その人柄が好きだったので、 イベント毎にあったり、年賀状の交換を続けていた。 ある年。 お母様から年賀状の返事として訃報が。 吃驚した。ただ、ただ吃驚した。 持病があるとは聞いていたが、 まさかこんなに早く別れの日が来るとは思わなかった。 何年も経って。 その作家様と売り子をするという幸運に恵まれた。 彼女の訃報を知らなかったようで、 彼女からの連絡がないことを不思議がられていた。 わたくしは、訃報を伝えた。 あの偶然のめぐり合わせは、彼女のためにあったのだと思う。 やさしい笑顔だけが思い出される。 電脳空間に。 どれだけの更新がされない空間があるのだろうか。 心無い人からの攻撃で更新されない空間もある。 心変わりで、次のジャンルに移ったから更新されない空間もある。 日常に流されて、更新できない空間もある。 更新したくても。 鬼籍に入られて更新できない空間もある。 そうして。 世界の小ささも知る。 めぐりめぐって告げられた一番新しい訃報に。 いくばくかの縁を感じつつ。 今は、ただ故人のご冥福を祈るばかりである。 アンドロメダ・ストーリーズは、その方が愛した竹宮作品。 あちらには光瀬龍先生がいらっしゃるので、 故人も寂しくないだろうと思う。 ※訃報は、1月中旬に知っていましたが、 色々思い出が押し寄せてきたので、書き留めておく。 |
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